
こんにちは。未来コンサルタントのここはです。
今日はこの間、地元の居酒屋に行ったときの話をしたいと思います。
皆さん、お刺身は好きですか?
わたしはお刺身が好きです(*^-^*)
この日は、お祝いの意味もあったので刺身を注文しました。
やってきたお刺身は、厚めに切られていて、
紅たで、大葉、こより人参などで鮮やかに盛り付けられていました。
みんなで美味しくいただいた後、店員さんがお皿を下げに来た時に
「綺麗に食べてくれてありがとうございます。」
と言われました。
なんのことか分からなかったので
「え?どうしてですか?」
と聞くと、店員さんは
「刺身のつまは食べない人が多いから、全部食べてくれて嬉しいです。」
とおっしゃいました。
皆さんは刺身のつま、大葉など付け合わせを召し上がりますか?
付け合わせなんて食べないよ~
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
つまや大葉などの付け合わせはただの飾りじゃないんです。
つまとは
そもそも、つまとは刺身に添える
「つま」「からみ」「けん」という3つのあしらいの総称して使われる言葉です。
「つま」は大葉やミョウガなどの野菜類、わかめなどの海藻類
「からみ」はワサビやショウガなどの香り物
「けん」は刺身の横に立たせる大根の千切り
のことです。
良く目にする、刺身の下に敷き詰められている大根は「敷きづま」と言います。
刺身のつまの役割
刺身のつまには役割が3つあります。
刺身を美味しそうに見せる
想像してみてください、刺身が切り身だけ皿に乗っているところを。
さみしくないですか?
刺身は鮮やかな緑の大葉や黄色い小菊、紅色の紅たでが添えられているからこそ、
一層美味しく見え、食欲がそそられるのだと思います。
食中毒を防ぐ
生の魚介類は食中毒になる可能性も考えられます。
つまでよく使われる大根には、イソチオシアネートという辛味成分が含まれています。
この成分が細菌の繁殖を抑えるので、刺身に添えることで殺菌・防腐効果が期待できます。
「からみ」のひとつであるワサビには、大根と同様の効果に加えて防虫作用もあります。
消化を助ける
大根には、ジアスターゼという酵素が含まれており、
この酵素が消化を促進し、胃をスッキリさせる効果があります。
まとめ
この記事では、つまの種類と役割についてお話ししました。
つまは手切りで用意して、美しく盛り付けられていますが、食べない人が多いのは悲しいです。
美味しく見せるだけでなく、食中毒予防や消化促進の効果があるので、
次回からお刺身を食べるときはぜひ、つまも召し上がってくださいね!
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